サマータイム

日本と私が住んでいるイギリスには9時間の時差があります。夏の間は、イギリスのサマータイムにより、時差が8時間になります。今日(2019年8月19日)現在は、8時間の時差で、日本の正午は、イギリスの午前4時、イギリスの正午は、日本の午後8時ということになります。

EUは近い将来にサマータイムを廃止するようです。イギリスは今年EUから抜けますが(Brexit)、サマータイムを続けるのかどうかは知りません。

個人的にはサマータイムは止めて欲しいです。1年に2度時計をずらし、それに合わせて生活リズムもずらさなくてはなりません。最も効いてくるのが、起床時間です。冬時間から夏時間に切り替わる際に、1時間早く起きなければならなくなります。しんどいです。

夏時間のおかげで、ロンドンは夏至(英語では、the summer solsticeというそうです)のころは22時頃まで明るいです。でも、そんな遅くまで明るい必要があるんでしょうか。

 

ところで、今回初めて知りましたが、夏至の日が、一年で日の出(sunrise)が一番早く、日の入(sunset)が一番遅いわけではないのでした。

今年(2019)の夏至は6月21日(日本は同22日)でしたが、日の出、日の入は次の通りでした。

日の出:4:41:29

日の入:21:23:01

一方、今年の最も早い日の出は6月17日の4:41:07(夏至の日よりも22秒早い)、最も遅い日の入は6月25日の21:23:25(夏至の日よりも24秒遅い)だったそうです。

夏至の日は、日の出も日の入も一番ではないですが、トータル(日の出から日の入までの時間の長さ)では一番というわけです。総合力で勝負というところでしょうか。

 

地軸が傾いた地球が、自転しつつ太陽の周りを公転しているから、こういうことになっているんでしょうが、感覚的に理解が追いつきません。ちゃんと勉強したらわかるようになるんでしょうか。

宇宙の話は難しいです。月がいつみても同じ模様なのも不思議です。いつか詳しい人に教えて欲しいです。

地動説が正しくて天動説が間違っているというのも良く分かりません。実は地球は止まっているのだけど、あたかも太陽が中心にあるかのように太陽その他が地球の周りを動いている、と言えないのでしょうか。顔が映るように頭にカメラをつけると、顔が止まっていて、体や周りの景色が動いているように見えるじゃないですか。

おそらく、天動説が言っているのはそんなことではないんでしょう。地動説、天動説という漢字表現(日本製?)に引きずられるのが良くないんだと思います。漢字表現には、「認知症」とか字面からは理解しにくい表現もありますから、人を見た目で判断してはいけないように、熟語(特に翻訳)を字面で判断してはいけないという教訓にしたいと思います。

もともと何語かは知りませんが、英語では、天動説をheliocentric theory、地動説をgeocentric theoryと言うようです。日本語に直訳すると太陽中心説地球中心説になると思いますが、こちらの方が誤解が少ないのではないかと思います。